1万円オーバーを連発
入居したから右肩上がりな電気代。あまりにも右肩上がりすぎるためどこまで行くのかが心配になってくる。さすがにそろそろ落ち着きそうだが、2か月連続で350kwh程度使用し1万円を超えている。超えるだけなら仕方ないかなとも思うのだが、使用電力量としてはそれほど変化がないのが問題だ。しかし、早い段階で結論から言うと計算した結果としてはプランを考えると妥当な範囲であった。
入居した当初は350kwh使用しても7000円程度だった。この賃貸はオール電化であるため、何らかの時間帯による電気料金の違いが設定されていると考えられる。
2022/3/11追記 今月の電気代が2万円を超えていたため、原因を追調査。結局はエアコン。
2022/09/26追記 今月の電気代が2万円になった。原因は燃料費調整単価
2022/12/11 追記 以下で記事を再度書き直しました。
電力料金の計算式を確認する。
大和リビングユーティリティズが提供するとはいえ、中国電力管轄内の為、それに準ずる電気料金体系のようです。
う~む、すごくわかりにくい…が間違いなく言えるのはナイトホリデープラン(D-roomでんき中国N)でナイトホリデー以外に電気をよく使用する状態だとめちゃくちゃ高くなるということ。試しに計算を行ってみた。
契約10kVA、消費電力量350kwh(デイ200kwh*235/365、ホリデー200kwh*130/365、ナイト150kwh)の場合で計算した。
2022/12/09追記 以下の記事で最新の価格について考えた
当たり前の結果ではある
ナイトホリデー(D-roomでんき中国N)が群を抜いて高く我が家の電気料金もこれに近い。平日昼間にもそこそこ消費(350kwh中130kwhほど)しているため当たり前である。このプランは共働き等向けで平日昼間に電力を多く使うことは想定されていない。だがうちは専業主婦なので、平日昼間の電力量使用が多いのである。もう一つ重要な事実として、2020年4月より電力料金が見直された。これにより夜間電力が3割ほど高くなった。ここが我が家で4月以降(支払い的には6月以降)一気に電気料金が跳ね上がっている一因になっていると考えられる。
他の料金プランに目を向けると2000円程度違う…変更できるか確認してみることにする。
追記(問い合わせ結果)
ファミリープラン2が適用されているとのこと。調べてみたところ料金体系はこちら
注意したいのは先述のタイムと区分けが少々違う点だ。ナイトタイムが短く、よほど意識しない限り割高なファミリータイムもしくはデイタイムに電力消費してしまう。
このデータから計算したものがこちら(デイ150、ファミリー120、ナイト80)。大体このくらい。
ファミリータイムプランⅡ | |||
基本料金(10kvaまで) | 1210 | 1210 | |
10kvAを超える | 407/kVA | 0 | |
デイ(夏季)10:00~17:00 | 35.68 | 5352 | |
デイ(その他季)10:00~17:00 | 30.56 | ||
ファミリータイム (8:00~10:00) (17:00~23:00) | 28.42 | 3410.4 | |
ナイトタイム(23:00~8:00) | 13.26 | 581.2603 | |
計 | 10553.66 | ||
電化住宅割引10% | 9498.294 |
結論(夏季に電気代が高い理由)
①夜間電力を有効活用しないと電気代の高くなるファミリータイムプランⅡが適用されていた。専業主婦がいる家庭の場合、意識せず電気を消費すると高い(23:00~8:00がナイトタイムの為、相当意識する必要がある)
②夏季のデイタイムは特に高い。我が家の場合テレワークがあり、電力をデイタイムに多く消費した。
10%割引があってこれは割に合わない。従量課金制より高い時点で…ナイトタイムとデイ(夏季)では3倍近く、ファミリータイムとでも2倍以上値段が変わるので、ナイトタイムを有効活用することで、電気料金を下げることができるため意識的にそこを活用していく必要がある。デイタイムに使ってしまうエアコンの冷房については定期的な清掃や室外機の日よけを使う等心がけるとだいぶ設定温度が同じでも冷房の効きが違ってきます。
2021/2/14追記
最近この記事への検索が多く、我が家の今月の電気料金を確認してみた。
電力使用量:約750kwh(先月約390kwh)
電気料金:約15000円(先月約8000円)
はい?????????????いや思い当たる節があるとはいえさすがに高すぎるでしょ。
思い当たる節たち
①暖房(エアコン)
断トツでこの影響が大きいと考えられる。とはいえいくら何でもやりすぎでしょ。今年は寒かったのもあるけど新しめのd-roomでペアガラスもあり、割と暖房無しでも暖かく保温効果も高いのだが。下記②の件も考慮するとこちらは単純計算300kwhくらい使ってることになるが、果たして…
②電気温水器
子どもが生まれ、一緒にお風呂に入れるようになったため、ここも影響が大きいのではあるが、夜間に沸かすため、料金が線形に増えることは考えられない。言い換えるとここのウェイトが大きいなら消費電力量の割に電気料金は大きく増えないことが予想されるのだが、単純に倍増しているため、この影響は大きくないと考えられる。下の記事で調査した感じでは月2000程度と激安です。
結論(冬場に電気代が高い理由)想定していなかったエアコン(暖房)の消費電力量
いったいどういうからくりがあるのかと思ったが、調べていくうちに納得した。リビングのエアコンの消費電力量が高い。子どもの世話のやりやすさもあり現在リビングでほぼ生活しており、長時間エアコンをつけているが、リビングには18畳用のエアコンが付いている。他の部屋の3倍ほどであり、消費電力量もざっくり3倍である。私の勝手な思い込みでは暖房はおおよそ800whくらいのイメージだったが、20年前の6畳用レベルの話であり、今リビングにある18畳用のエアコンの消費電力量は約2000whだった。ナイトタイムで1時間27円、日中なら1時間50~60円にもなる。
もちろん常にフル稼働というわけでないにしろ、今年は特に寒く、高負荷な時間が長くなり電気料金が高くなったと考えられる。当初この記事を書くに当たった夏場に異常に電気代が高いのもリビングでの冷房使用によるものだろう。
考えうる対策
①エアコンの設定温度の変更
不必要に設定温度が高い場合は見直しましょう。
②リビングを使う時間を減らす
リビングとは…家族の生活の中心となるスペースのことをいいます。
減らすのはなかなか難しいと思います。
③エアコンを使う時間を減らす
リビングでもこたつを活用したり、個人の部屋ではエアコンの代わりに電気毛布等を利用すると電気代を大幅に節約できます。
④エアコンの清掃
思いのほか内部が汚れていたりします。使っていたエアコンはフィルターにはいまいちホコリがついていなかったため、気づかず過ごしていたが内部にホコリともカビとも思えるものが大量に付着しており、エアコンの性能を落としていました。とりあえずエアコンのフィンに洗浄用スプレーをしたうえで、ドラム部分を可能な限り掃除しました。
清掃前より設定温度を2度緩めても今までと同じ性能となった(ここまで汚れることはまれかとは思いますが、汚れの影響で運転中にエアコンの吹き出し口のところから水が飛んでくるくらいだとこのレベルに汚れているかも)
感想
エアコンによる影響がここまで大きいとは思いませんでした。(夏冬が高いのでそれはそう)
通年で考えるとプランは得なのだろうか?(下記追記で調査)
賃貸なのでエアコンの買い替えをする気にはならないが、エアコン自体の消費電力量が高いモデルな気もする。確認の結果、消費電力量の高いモデルではあった。2020年モデルと比較しても、高いモデルは同じくらいの消費電力量の為、べらぼうに高いわけではない模様。そもそもが高い気はしますが…
2021/10/26追記
あまり深く考えていなかったが、冬場の750kWhで15000円というのは1kWh当たりの電気代が20円とイメージより安いため、通年の1kWh辺りの電気代を調べてみた。
2022/03/26 アップデート
2022/10/03 アップデート
使用月 | 1kWh当たり価格[円/1kWh] | 燃料費調整[円/1kWh] |
2022年9月 | 13.11 | |
2022年8月 | 34.9 | 11.56 |
2022年7月 | 32.3 | 9.43 |
2022年6月 | 29.2 | 7.03 |
2022年5月 | 27.9 | 5.46 |
2022年4月 | 26.5 | 4.21 |
2022年3月 | 26.0 | 3.28 |
2022年2月 | 25.4 | 2.52 |
2022年1月 | 23.9 | 1.59 |
2021年12月 | 23.9 | 1.05 |
2021年11月 | 24.3 | 0.59 |
2021年10月 | 25.4 | 0.07 |
2021年9月 | 26.6 | -0.34 |
2021年8月 | 26.6 | -0.74 |
2021年7月 | 25.5 | -0.96 |
2021年6月 | 24.2 | |
2021年5月 | 22.5 | |
2021年4月 | 20.3 | |
2021年3月 | 20.0 | |
2021年2月 | 19.6 | |
2021年1月 | 20.0 | |
2020年12月 | 22.3 | |
2020年11月 | 24.0 | |
2020年10月 | 25.8 | |
2020年9月 | 28.4 |
エアコンが一番影響を与えているため、エアコンを昼間に使いがち、かつ夏季料金(7~9月)が痛い夏場が1kWh当たりの単価が高く、夜間にエアコンを使いがちな冬場は単価が安いという結果が見て取れる。ただ、冬場も電気料金が高いがこれは消費電力量自体が増えていると考えられる。
今年に入って上記までの結論をもとに、積極的に夜間電力を利用するようにしており、
消費電力量の大きい食洗器、衣類乾燥機は夜間電力を利用することにした。
従量課金(時間帯による電気代の変化ないプラン)よりお得なのは25.78円を下回る場合だが、ほとんどの月で下回っている。プランを変更する必要がなく、お得であると考えられる。現在2020年9月より前が見れないのが残念だが、この記事の冒頭部分から28円/kWh程度が続いていたと推測できる。
上の表からも夜間電力を積極利用した成果が出ており、かつ赤ちゃんの成長とともに寝室がリビングから6畳間になったこともあり、冷凍庫と衣類乾燥機等、確実に消費電力が増加する家電が多数導入されているが、電気代は10000円前後で推移しており、今までの電気代から体感的に夏のピークは2万円を超えるかと思っていたが、13000円で済みました。2021年の冬はひっきりなしに暖房を使用していたため、2万円を超えました…
2022/10/3追記。燃料費調整がいかれた数値の為、1kWhの単価が爆上がりしており、電気代が相当に上がっている。簡単に2万円を突破
最終的な結論
①オール電化のD-roomの場合、ファミリータイムプラン(時間帯によって電気代の単価が大きく異なる)が導入されている可能性がある。この場合、夏季(7/1~9/30)のデイタイムは通常よりさらに高い。気になる場合はどんなプランが適用されているか問い合わせてみるのも手。ちなみに消費の内訳(デイ、ナイトそれぞれの消費量)は教えてもらえませんでした。
2022/2/11追記 電気料金のプランがd-roomの電気料金請求の画面で確認できるようになりました。D-roomアプリを開いて入居者はこちらのmyD-roomを押し、画面下の賃料・各種料金を押しお支払い状況画面をしばらく下にスクロールすると電気料金のタブがあるのでそれを押す。その画面で下の方にスクロールしていくと契約種別名の欄があり、現在のプラン名が表示されるようになったようです。
②電気代の月ごとの増減部分について、エアコンの使用電力量の影響がとにかく大きい。冬の方がエアコンの消費電力量自体は多いが夜間に使用する量が多く、使用量の割には1kWhの単価が安くなる傾向にあり、夏はエアコンを昼間に使うことが多いため使用量の割に1kWh当たりの単価が高くなる。
エアコンの電力量の削減こそがすべてといっても過言でないため、エアコンを効率よく働かせるため、フィルターやエアコン内部が汚れている場合清掃を行う(内部の清掃時は事前にコンセントを抜く、内部を傷つけない等注意。難しければ業者に依頼するのも手)夏場であれば室外機に日よけを付けるのも効果が大きい。
③夜間電力(ファミリータイムプランの場合23時~8時)を積極的に活用することで、1kWh単価を下げることができる。というかそうしないと割に合わない。少なくともお風呂の電気温水器がこれを活用しているため、電気温水器の時計のずれや、設定が適切かを確認する。電気代の非常にかかるものはできれば夜間電力を利用する(食洗器、衣類乾燥機等)
④2022/09/26追記
最近めちゃくちゃ高いわりに電気使用量はそこまででもなく、kWh当たりの単価おかしくないか?と思っていたら燃料調整費がバグレベルの高さを誇っていた。先月が9円台で今月が11円台。高すぎる。1kWh当たりに対して底上げしてかかってしまうため、夜間料金だろうがお構いなしで11円アップの模様。我が家でも1kWh当たり平均単価35円という驚異の単価となっており、何かの間違いかと思ったが、そうではないようだ。
原油高と円安による原材料高騰ということだろうか?個々に見れば太陽光をつければ電気代削減になるのかもしれないが、太陽光をはじめとした発電のほとんどは発電量のコントロールが効かないため、結局電力会社が買い取っても使えない状況になり始めており、このまま太陽光発電を奨めていくと余計電気料金は高くなる一方な気もする。
下記表を月ごとにいくつか見るに完全な従量課金プランの場合、燃料費調整単価は3.19円/kWhが上限のようで、そうでない私のように夜間安く昼間高いプランだと青天井のようで地獄を見ている。まして妻が専業でずっと家にいるため、別段夜間に電力を多く使えるわけでもない。
さすがにこれが続くならプラン変更を要求するレベル。
2023/2/27追記 節電プログラムのついでにプラン変えました
おまけ クレジットカードでの決済見直し
d-roomの決済にはクレジットカードを使用していると思いますが、額が額の為、普通のクレジットカードを使うのはかなりもったいないです。私ですと年間で家賃と電気代で120万円程度の支払いとなります。0.5%ポイント還元のカードだと6000円相当ですが、これだけ利用するなら還元率が高いカードを利用すれば1万5000円程度は返ってきますし、現金としてでなくプラチナカードやゴールドーカードをインビテーションでお得な価格で様々な付加価値のあるカードを利用できる可能性があります。候補としてエポスカード、リクルートカード、P-oneカード等があります。
エポスカードなら120万円となるとゴールドかメインカードとすればプラチナカードを持つことも選択肢に上がります。インビテーションが来ればゴールドは無料(通常は5500円)、プラチナも年会費が2万円(通常は3万円)なのでノーマルから育てていくのも手です。またゴールドカードは年間50万円以上利用すれば次年度以降無料、プラチナカードも年間100万円以上利用すれば次年度以降の年会費が2万円となります。
ゴールドカードは100万円利用すると10000ポイント、プラチナカードなら20000ポイントもらえるため、還元率としてもいいですが、かなりお得にゴールドやプラチナカードのメリットを享受することができます。
リクルートカードならとりあえず1.2%の還元になります。無料としては最高レベルの還元になります。
P-oneカードなら1%の還元と定期的に開催しているキャンペーンでポイントがもらえます。100円を使った瞬間から自動で1%割り引いてくれるので手間いらずです。私のメインカードです。
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