十数年思っていたが過去一まずい
前々から思っていたが、今住んでいる地域の水が最強にまずい。10年くらい前に東京のメイド喫茶で出てきた水よりまずい。特に最近次元の違うまずさの領域にきている。市から通知が2023/4/28、2023/5/2付けで立て続けに出るほどなので私だけではなく相当数が感じている模様。浄水器について1年前に検討したのだが、今住んでるところに一番お手軽に取り付けられる浄水器を付けることにしたが、これが大失敗だった。その際は全く持って効果を感じなかった。
まずさも慣れるのだが徐々にいくら何でもまずいなと思いつつも放置していた。が、最近まずさが限界突破して、もう耐えれなくなってしまい、本気で対応することにした。
結論から言うと、ポット型浄水器のクリンスイを使うことで解決した。
まずさの種類
①塩素のカルキ臭 水道水のにおいの元として有名だが、この濃度が明らかに高い。
②水道配管の老朽化による赤さび この辺りは多いから対応してくれと仕事でとある業者から聞いた。
最近はこれに加えて明らかに土臭い(もしくはかび臭い)。
雨が降った翌日辺りにこうなりやすいが、調べたところ、浄水場での処理の関係上そうなってしまうもので、2-MIBやジェオスミンという物質が原因ということだ。
症状
水がまずいを通り越して多数の状況に陥っている。
①飲めない(口をゆすぐ気にならない)
②炊いたコメが土臭いorかび臭い
③のどが痛い
市販のペットボトルに入った麦茶ではこんなことにはならないため、何らかの成分が効いている。
どうも私だけくさいと思っていたわけではではないのだろう。今日付けで市がお気持ち表明してた。何ならtwitter上でほぼほぼ工作を行うボットを設置していた。そんな努力をするために私の税金を使うんだったら少しでも水質良くしてよ…というわけで、私の住んでいるところの極所環境ではなく、地域一体水道水がまずい模様。これは対策しないといけない。浄水器の再導入を考える。
余りに多い浄水器に検討が迷走
ビルトイン型、据え置き型、サーバー型、ポット型、蛇口直結型、その他、またメーカーや仕様が多数あり、どれが正解かはわからないが、少なくとも、以前試した蛇口直結型は2種類試したが効果がなかった。
今思えばそもそも流水量が多すぎて機能していない気もするが、謡っている処理可能な絶対水量に対して、蛇口直結型はキッチンの水を様々なものに使用してしまうため、すぐにダメになってしまう。性能をよく発揮できるのは大体仕様の3~4割くらいの水量で、処理可能な水量まで使うと除去能力は80%になる。
無難なのはビルトイン型な気がするが、賃貸でビルトイン型は相当敷居が高い、ならばサーバー型か?とはいえサーバー型を真剣に検討していたが、初期、ランニング、メンテコストがさすがに高すぎる。ここでいったんビルトインしかないという結論を一度出すが、ふと立ち返って、ポット型で割と行けるのでは?と気づいた。
情報を検索するともれなく青汁の導入並みに高額商品へ巧みに誘導される。
まともに浄水器についての情報を調べようとするとあの手この手でウォーターサーバーやサブスク等、高いものへ誘導しまくってくれて本当にとんでもない界隈だと思わされた。幸いにもウォーターサーバーの典型的な勧誘は大学時代に経験しており、まだこんなのやってるんだ。というのが半分と、誘導はこうやるのかという勉強になりましたという部分が半分だ。とはいえ高額商品方向を調べ始めてやっぱりこっち方向しかないかとすら思わされたのは本当に大したもの。惑わされながら情報を集めていくと、見えてきた本質でやっとのこと目指すべきゴールが見えた。
①性能 ②コスト(導入とランニング) ③使いやすさ ④浄水の側の汚れ対策で検討する必要がある。
私なりに評価した結果が以下になる。紹介する側としては儲からないため、わざわざ紹介するサイトは皆無だが、ポット型が明らかに最有力であり、お手軽に試すことができる。
性能 | コスト | 使いやすさ | 汚れ対策 | 総合 | |
ポット型 | ◎ | ◎ 3000円程度 | 〇 注ぐわずらわしさあり | ◎ カートリッジの交換 | ◎ |
蛇口直結型 | ○ 水圧の制限が強い | 〇 5000円程度 | △ 水圧の制限が強い | 〇 使い捨てする | 〇 |
サーバー型 | ◎ | × 10万円程度 | ◎ | × 不可 | △ |
ビルトイン型 | ◎ | × 10万円程度 | 〇 水圧に制限有 | × 不可 | △ |
据え置き型 | ◎ | 〇 2万円程度 処理可能水量多 | 〇 水圧に制限有 | × 不可 | △ |
ポット型の浄水器について
ポット型には主にブリタとトレビーノとクリンスイがある。今回私のところで問題となっている物質は塩素、ジェオスミン、赤さびになる。ブリタは除去できる項目が何なのかがよくわからない(塩素と赤さびは取れそう)、また銀が水中に溶け出すという文章が気になる。トレビーノは赤さびは取れる記載がない。クリンスイは塩素、ジェオスミン、赤さびが取れる。浄水に時間はかかるが、まずはしっかりとまずさの元を除去してもらう必要があるため、クリンスイを選定した。
というわけでamazonで購入して試した。
届くのが楽しみである。水道水と濾過したものを飲み比べと共に、せっかくなので塩素チェッカー(試薬タイプ)も購入した。水道直結型を導入した際も塩素が取れるか確認するために購入すべきだったなと今は思う。
絶大な効果
導入まで様々な障壁(情報を精査する部分や我が一族からの謎の抵抗)があったが過去10年で最大の感動かもしれない。これほどの感動はN-BOX以来であり、200万円の感動以上のものが3000円程度で得られるのは衝撃的でした。正直妻に呆れられるくらい感動しており、口をゆすぐのも耐えられなかったものが、そのまま飲めるレベルになりました。子どももお茶を飲む量が減っていて脱水症状にならないか心配だったが、これで浄水した水から作ったお茶はがぶがぶ飲むようになった。子どもですらわかる必須レベルのアイテム。高い商品を一発目で試すくらいならその前に一度これを試すべきです。そしてなぜこれで水道水が劇的に変わるのかをしっかり理解したうえで、より使い勝手がいい高い商品に手を出す必要があるのであれば検討するべきと考えます。
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