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タニタ ベビースケール BB-105 IV nometaを使ってみた

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体重増加と母乳の出が心配なため買ってみた

 妻にはいらないといわれたが、肉付きの変化から察するに明らか体重増加が著しく、母乳も妻の想定量より出ていそうなため無断で購入した。価格としては安くはないが、母乳量が1g単位で測れないと話にならないと思い購入。使ってみることにした。

母乳量がうまく測れない。誤差が大きい。その原因と対処法

 Amazonレビューでも賛否両論のレビューがあり、まずは悪い方のレビュー通り、最初に測った際に200gほど誤差が出て、授乳量が-195gと表示され、電源を切って再度つけて赤ちゃんを置きなおすと全然別の値を表示したりしました。原因はいくつかあり。
付属の動作確認用電池がレビュー通りカス。まともなメーカーのアルカリ電池に変更。
ベビースケール全体が体重計の計測範囲になっており、自分の服等が引っかからないように注意
上記二つで一気に改善されました。加えて注意すべきは

③赤ちゃんを置く位置をある程度固定する(あまり神経質にならない程度でざっくりと)
④平行の取れた場所に置く(カーペットや床の溝等は回避するようにし硬く平たい場所の置いた方がいいです)
⑤授乳する直前に計測する(当たり前なんですが、当初は割と気にしていませんでした)

使ってみての感想

 精度は結構あるが、毎回同じ値を出してくれるわけではない。これは当たり前で、授乳量が毎回違う。負担にならない範囲で授乳する際計測し、平均をとって参考にする。電池は絶対にアルカリ電池に交換すべき。
 うちの子に限った話かもしれないですが割とベビースケールの上が心地よいのか暴れないどころかほぼ動かないため、精度よく計測ができていると思います。タニタさんの企業努力によるところが大きいと思います。

体重測定した結果

 体重としては一日55g程度ずつきれいに増えていっています。増えないよりはいいですが、ちょっと多すぎでは?母乳量は両方で10gと妻は想定していましたが、右40~50gほど、左20gほど出ています。そりゃあね…
 無断購入の際、新品で購入し即売りに出されそうになりましたが、メルカリでも6000~8000円で売れそうなため、かなりコスパのいい商品だと思います。箱があった方が少し中古での価格が上昇するため、取っておくのもいいかも(1000円くらいの差ですが)

2021/09/17追記

 体重も7キロ近くになってきましたが、気になった時に体重が測れるのでありがたい。コロナ禍でなかなか測定の機会もなく重宝します。最近慣れもあってか精度がさらに良くなってきて、再現性が10g以下で安定しています。

2021/10/30追記 ただの余談:2種類の誤差について

 計測における誤差は2つあります。一つは測定値自体のずれによる誤差、もう一つは測定ごとのばらつきによる誤差です。このベビースケールはJISの認証を取得しており、8kg以下の重量で±10g以下の測定値自体のずれによる誤差とばらつきの誤差(環境等による影響でない、体重計としてのばらつき)を保証しているということになります。最大10gの誤差があるということになりますが、これを製品で保証しようとすると、現実的にはもう少し小さい誤差で設計しないと、製品にした際に、製造ラインで製品ごとのばらつきによって不良品が多数発生する問題が発生するため、実際にはもう少し精度をよくする必要があります。±5~8g程度でしょうか。
 現実的には上下にぶれるというより常に同じ方向にずれるため(出荷前に調整した後は家庭で校正するわけでもないため)、基本的にはばらつきの誤差は理想的には0と思ってよく、もともと上下どっちにずれているかという部分のみになります。

 何が言いたいかよくわからなくなりましたが、結局のところ、理想的な計測環境において、nometaを使うことによる授乳量の計測誤差はほぼないと考えられます。あくまで理想的な環境での計測による誤差です。

 授乳量は計測する重さが微小であるのに対し、計測値が大きくぶれる要素が非常に多く存在します。赤ちゃんが動かないとは限らない点や、置く位置による体重計への力の伝わり方、どこかが接地してしまう可能性等です。特に授乳量が少ない時期は計測結果を完全に鵜呑みにするのではなく、あくまで参考とし、ただでさえ新生児の相手で疲れているので、無理に複数回計測して満足のいく値を取ろうとせず、結果に一喜一憂しないで気楽に計測を続けていれば、計測慣れと授乳量の増加で、計測値は安定してくると思います。

2023/12/6追記 第二子での授乳量測定

 さすがに妻も慣れているのか、妙な値も出ることなく、授乳量を安定して計測できています。今回は授乳量のわりに体重増加が少ないように思いましたが、1週間検診では授乳量や体重は病院で測ったものと差異なく、子どもの個性(吸収率の良し悪し)という話になりました。体重もnometaで計測できており計測通りでした。1か月もするとちょうど規定値くらいの体重増加となり、1か月健診の方は問題ありませんでした。
 第一子のこの時期は授乳量が不明でおなかが減っていたのか全然寝てくれず、その割に体重増加しすぎ(今思えば1回の授乳時間が不安定で授乳量が不安定だったものと考えられる)と、授乳の量に起因する部分でも悩まされる要素が多かったのですが、今回はその点に関してはほぼクリアとなっているため、妻のストレスは第一子に比べて相当軽減されているように思います。

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