教わる力という概念すら考えたことがなかった。
インプット能力を向上するために、いくつかの書籍を読んでいた。言っていることは大体同じなのだが、牧田 幸裕さんの「得点力を鍛える」という書籍の内容が、とても強烈で、どんな人なんだろうと名前で検索したところ、現在は大学の教授をしている人のようで、他にも多数の書籍を出していた。
この系統の本の中では私にとって一番腹落ちのする内容で、がむしゃらに勉強するしかやってこなかった私としては、要領がいい人はなぜ要領がいいのだろうと、深く考えることはなかったが、それを理解させてもらった。できることならばもっと前に知りたかったが、遅すぎることはないので、ここからこの考え方を活用して、インプット能力を最大化してスキル向上を加速していく。
他の本も気になり、検索したところ、「教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル」という本が私の求めるインプット能力に思い切り関連するタイトルの為、読むことにした。
内容は「得点力を鍛える」と似通ったところがあるが、こちらの方が新しく、主人公として複数のパターンのインプット能力(教わる力)が不足している人物のエピソードが紹介されている(いやこれ本人エピソードだろうというものもある)。私自身にも使えるし、後輩に教えるときにも、子どもに教えるときにも何に注意すべきか、どういう策をとることで効果があがるのかが書いてある。私が注意すべきだと思ったのは、
①私がインプット能力を向上するうえでの注意
まずはやる量を増やす。まずは考える前にやってみる。解決したい課題から、本質的な問題を検出して、どうやって解決するかを決める。そして解決方法に対して最速で達成できるよう方法を決めて実施する。本であれば、何を学びたいか先に考えておいて、必要な部分だけ読む。
部下に教える場合
何が目的なのか、どこがゴールなのか、今どのあたりなのかがわからない状態で行うのは心理的に難しい。 目的とゴールを十分伝え、進捗具合を見える状態にする。また、これを行うことで自信にどんなメリットがあるかをつたえる。また、教えるだけでなく自分でやってみてもらう形をとる。
子どもに教える場合
やらされ感ではやる気がでないため、何らかの報酬系を用意する。当たり前ではあるのだが、意外と問題の多くはこれ一撃で解決できる予感がしてきた。まだ小さいため、メリットを説いてもやってくれるとは限らない。もう少し大きくなってきたらその辺りも話したいが、まずはいっぱい楽しんでもらおう。
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