相当に癖があるようだ
妻が3列ある車が欲しいということで、フリードハイブリッドを買った。新型ステップワゴンが相当よかったのでそちらにしたかったが、納期1年ということであきらめた。購入時点では来年フルモデルチェンジですよとディーラーすら言っていたが、最近は完全に話がなくなって値上げまでしているので、まあ値上げ前に買えてよかった気はする。
2024/9/8追記 ※この話は旧型フリードの話で、2024年発売の新型フリードの話ではない。
このハイブリッド、試乗したときにもいや、停車と超低速時以外いつハイブリッドになってる?というくらいエンジンで動いている感がすごい。買ってからの実際の燃費も18km/L程度でまあ普通車の割にはいいかな程度。ネットで見て初めて気づいたけど、e:HEVではなく、i-DCDというホンダの一世代前のハイブリッドシステムが搭載されている。このシステムに癖があるようで、理解しないと全く燃費が伸びない。高電圧バッテリー残量見ててもわかるがずっと満タン(1メモリ空いた状態)で作った電気をどぶに捨てている状態。
覚書
詳細は参考サイトたちに譲る。ChatGPTはさすがにまともな答えを教えてくれなかったが、他の同様なサービスは割とまともな答えを教えてくれた。
https://www.hv-carlife.com/2022/11/Honda-IMA-iDCD-eHEV.html
上のリンクではi-DCDとe:HEVの違いをざっくりと説明している。
上のリンクではフリードハイブリッドがどういう条件下でEV走行になるかを文章で説明してくれている。上リンク内にある参考の動画が一番わかりやすいが、少々長いので、本当に理解したい人用な気がする。
燃費をよくするためにはとにかくEV走行の割合を増やす必要があるが、慣れるまでというか意図しないとEV走行になる条件をクリアすることはほぼない。まともにアクセルを踏んでしまうと全くEV走行にならない。ブレーキ時こそEV走行になるが、その場合満充電のため、回生エネルギーはどぶに捨てることになる。そうならないためには巡行時にEV走行する必要がある。
とりあえずエンジン始動直後は水温が上がるまでEVは動作しない。水温が上がったら後は(ごくごく簡単に言えば)アクセルをほぼ踏まない状態(アクセル10~15%未満)にするとEV走行になる。実用的にはいったん強めに加速して巡航速度に早めに入れて巡行する方がよさそう。割とトップレベルに通勤環境はEV走行に向いているが、EV意識しすぎて事故でも起こしたら本末転倒なので、安全第一で走行する。といいたいけど気にしてしまうたちなのでハイブリッドは私には早かったかもしれない。イニシャルDで10段階のアクセルの踏み分けとかあった気がするがそれどこではない超繊細なアクセルワークの練習になる。また、後ろに車がいるいない、前方がどのくらいの速度で次の赤信号まで走行するかを読みつつ一般的な走行に必要な情報を得る必要があるため、広い視野を持つ必要がある。安全第一。
フリードの良かったところ
N-BOXよりは断然広い。さすがに格が違う。
高速道路での安定感がまるで違う。
冷房がよく冷える。まあNBOX黒でフリード白ならそれはね…
3列目が割と実用レベル(だからこそ購入した)。ただ、思ったより実用する機会はないかもしれない…
3列目シートはライバル車より全然いい。シエンタはもちろんノアボクよりいい。
思ったより悪かったところ
加速が悪い。EV走行を意識するとなおさら
燃費が悪い。まあもともと期待はしていなかった。乗り方次第では30km/Lくらいが狙えるらしいが…
シフトチェンジが独特。ハイブリッド特有なんだろうけどこれはなかなか…
乗り心地が悪い。N-BOXはタイヤをいいものに変えていたこともあるがN-BOXより悪いまである。
これはタイヤを変える予定だが、どうなるか。
収納がやる気がない。N-BOXの3割くらいでは?
チャイルドシートの前側が浮く。ちょっとこれは調査レベル
Aピラーの視界が悪い。何万回も論争になっているだろうけど…何回ひやりとしたかわからない。脳科学で、見ているもののほとんどは記憶で補完して映像にしているというが、それが念頭にあるとそれを体感している感がある。
3列目はおろか2列目にも冷暖房の吹き出し口がない。夏場に妻の機嫌が悪くならなければいいが…ここは購入前に何度も警告したので後から文句言われても困るが…
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