私が書かなくとも数多の整理術が存在するが
世の中には数え切れないほどの整理術が存在するが、読んだだけでは身につかないと思ったため、文章にまとめ、それを実践することで、より自分の実としていく必要があると感じる。
もともとアスペ特有の足の踏み場もない家、資料で山詰みになった会社オフィスの机だったが、最近、時間を作るといううえで、無駄時間を削減することに焦点を当てた際、物探しの時間がかなりあり、整理の必要性を認識し、いくつか書籍を読んでスイッチが入り、ある程度整理を進められているのだが、すすめ始めるともっと効率よくできるのではないか?と思い始めるようになった。つまり第一段階は完了しているように思う。ここからもう一段進めていくことで、さらなる効率化ができるようになるように思う。
物の数が相当減ったので資料を探す時間が減っているが、結局、必要があるものというのは情報量を持っている。目に入ると脳内で情報がリンクしてしまい、結構気が散ってしまう(アスペ特有なのだろうか…と思っていたら一般にどうやらそういうものらしい)。特にこの辺りや、必要、不要を決めかねている分野の資料がある。ここは相当な分量があるため、ここにメスをしっかり入れて、まずは物量を減らす方向で進めていきたい。
一応取っておくかという悪癖
もしかしたら使うかもということでとっておいてしまっているものが多数ある。一生使うことがないようにも思うが、PCのファイルでもとりあえず残すというのはやりがちだが実体あるものはさらに捨てにくい。ここに対し明確な線引きをしない限り、やろうと思えなくなってしまう(私は)ここで言語化することで明確化していきたい。
偶然見つけた良書
やっていることはJITなのだが、JIT入門の本だと理論だけだったりするが、この本は一歩踏み込んで具体例を出して、そこに対する適用方法を記載してくれている。ボリュームとしても読みやすく、割と知りたいことを網羅的に書いてあった。整理整頓や、7つの無駄辺りも具体的に適用方法が書いてあるのは有難かった。また、どのようなことに時間を割いているか記録するということに対して、やり方や、分析法も書いてくれていた。この本を読んでいて思ったことが、最近の本は、極端に重要な情報量に対し、無駄な文章で膨張させた書籍が散見されるということ。言いたいことが結論部や太文字等で強調されていれば、それだけ読めばいいのでは?という本も多い(ビジネス本を最近読むことが多いから余計にそう思うのだろうか)下手すれば1ページで完結ではないかという本も多い中、この本は結構濃度の濃い内容になっている。
また最近気になっていることとして、
同僚のとてつもない問い合わせの割り込み業務、物の整理術、ファイルの整理術、無駄があることによる弊害、やりすぎの無駄、チェックリストがなぜ有効でないか、定期見直しの必要性とその方法等書いてあり、明日から少しづつ適用していこうと思った。というより、ここ最近、整理整頓して物を探すムダをなくすのと、作業環境改善して気が少しでも散らぬようにして業務効率を上げていこうとしていたが、まさにその辺りが書かれていた。また、作業自体も単発的なものが多く、作業効率に相当むらがあったが、その辺りに対して、必要な作業を分解するということ、やった方がいいこと=やらなくてもいいという考えに基づいて、業務を効率化していこうと思う。
脱線したがまずは整理
整理、整頓とあるが、最近それ関係の本を読んでいるので、意味の違いをようやくある程度理解できた。(毎年研修でやっているはずだが…)
整理とは、いるものといらないものとを判断基準をもとに分けること、整頓は、必要なものを必要な時、必要なだけ瞬時に取り出すことができるように整えることという理解である。私はまず整理を終えられていない段階ということになる。
いるもの、いらないもの、いつかつかうかもしれないもの
いるものはもちろん取っておく、いらないものは捨てる。思いのほかここすら難しいものではある。愛着があったりするし、捨てることが無駄作業に思える。
いらないものを残しておくと、そのいらないものを含めて必要となったものをそこから探さないといけないため、探す時間も増えるし、保存する場所も必要になる。これは時間やお金を浪費してしまうことになる。そのため、いらないものを捨てることは時間短縮、保管スペースが減らせることで価値を生み出す行為と認識することで、モチベーションアップにつながる。
いらないものですら捨てられないので、いつか使うかもしれないものというものほど捨てにくいものはない。それこそ上記でも全然手が付けられていないと書いたばかりだ。ただ、すぐ上の、いらないものを捨てるのは価値を生み出す行為と認識してからは、この書類絶対使わないだろ…捨てよ。2つ以上あっても絶対使わないし…捨てよ。数年触ってないから仮に必要になっても新しいの買うし…捨てよ等、今までいつかは使うかもしれないものという認識だったものが、いらないものの認識に変わったものも多い。また、いったん売って本当にすぐ必要な状態になったらまた買いなおすという方法は、結構有効である。さすがに販売までの時間的コストがあるため、手取り1000円以下のものにまで手を出す気は今のところないが、これでも相当な数売るものがあるように思う。
2023/9/27追記 会社の自分の机の整理が9割がた終わった。周りのうち何割かは私が会社を辞めると思っているだろうレベルの削減状況まで来た。机の上にはPCと書類受け以外なく、書類受けの中も基本的に空という状態だ。引き出しも4つフルで使っていたものが、1つがカバン入れ、1つが書類とPC入れで、書類はキングファイル1冊分以下という状態だ。もう少し削減していける余地があるため、削減したのち、整頓の領域に進みたい。
整理に明確な判断基準を持つ
1か月、3か月、1年等、判断基準を設け、それでも使っていないものは残念ながら以降も使う可能性はゼロに近い。ただ、ここには相当な抵抗があるが、それを軽減できるのは、再度それを取得する時のコストを考えた時、勝間和代さんは3万円以下なら捨てると本に書いてあったが、私であれば3000円辺りがラインだろうか。再取得コストを考えた時に安いしいいかと考えれるのはいい考えだと思った。
聖域をなくす
トヨタの片づけという書籍に書かれていたが、確かに私の考え方としても書籍は聖域化しており、私の部屋でも高い割合のスペースを取っていた。ただ、私自身、新しい本が好きで、それは情報は最新のものの方が、基本的に優れているという思想にある。(過去の良書の良い部分を昇華させているはずなので)
そのため、本来であれば書籍は古くなれば捨てるか売る必要がある。正直売るにはかなり手遅れに近い書籍が多く存在しており、かなりスペースを取っている。ここにもしっかりとメスを入れていこうと思う。
2023/10/01追記 売れそうな書籍はあらかたメルカリで売った。スペースに結構余裕ができた。
また、名刺というのもそうだなと思わされた、〇〇社の連絡先を教えてと上司から言われた時、とんでもない量の名刺から探しだす羽目になった時は、疲れたなと思っただけで、改善について考えなかったが、これについては明日にでも改善しようと思った。ついでに、私の古い名刺も捨ててしまおう。
2023/9/27追記 会社の名刺も8割減し、家で持っていた名刺は2枚を残して捨てた。スキャンするのもいいけどそれを整理する手間も惜しいため、定期的な物理名刺の整理でいい気がする。というか名刺って使うか?名刺を使うことになったのは今年4回。去年までは0回だった気がするが、今年は奇跡的に多く使っている。トヨタの片付け、漫画版もあるのか。
現段階の成果
〇自宅
・パソコン机周りの物が劇的に減り、作業スペースが広がり、相当集中が阻害されることが減った。
・ネットを探せば見つかる取説、絶対見返さない書類を排除、今後使うことがなく売れる本は15冊くらい売った。使うこともなく価値のない本5冊ほど捨てた。
・間違えて購入した一生使わないもので売れそうなものは売った。3万円くらいにはなった。
原価の8~9割は戻ってきてくれた。
・名刺は2枚を除いて全捨て。もう1ファイル見つけたが5枚除いて全捨て
・財布にも適用し、財布の中のものを探す時間が皆無となった。本当に使うもの以外入れないというのはかなり有効。また、できるだけ小銭は減るように支払いを行うのもかなり有効。
・テレビの録画の整理も行ったが結構有効だった。そろそろ外付けHDD買い替えないとなと思っていたが、とりあえずで録画した見るはずのない番組が多すぎたため、ひたすら削除したら容量が半分くらい回復した。あと1年くらいは少なくとも使えそうだ。
〇会社
・使わない書類・資料を排除。累計2mくらいあったかと思うが5cmくらいになった。
・個人持ちする必要がなかったもので使えるものは共有場所へ返却。
・中途半端に処理してたまっていたものは処理を終わらせ返却or廃却
・数年放置して眠らせていた箱2つを整理。この間一度も使うこともなかったため中身を全捨て
・名刺8割削減 家で使っていたカードファイルもっていって整理整頓を進めた。
1社で1ポケットで十分なため、15ポケット程度で収まった。
・机の上にファイル立てを置いてそこに置いていたタスクが完了していない資料等は引き出しの中のキングファイルへ整理しておさめた。タスクが完了していない資料が見えなくなることで、気が散って仕事が進まないということが劇的に減った。これはぜひともお勧めする。
このキングファイルは明らかに今やろうとしていることに対し効率が悪い。書類をそのまま入れるだけで整理できる環境を構築したい。
コメント