私もなりかねない部分ではあるが
図書館で別の本を借りようと思っていたが、タイトルが興味深く、借りた。
中身はもちろん働かないおじさんについての本であり、まずその種類について書かれていた。ただ、私の周りではこの本の中ではほぼ絶滅されたとされる本当の意味で働かないおじさんが闊歩しており、問題として直面している。これを解決するにあたってはあまり役に立たなかったのである。残念…ただ、現代社会では働かないおじさんも多様化しており、確かに分類された別のタイプの働かないおじさんもいるように思う。その人たちへは参考にさせてもらおうと思う。
直面している働かないおじさんについて
大体が同じパターンで、
・年功序列のため年収は高い
・仕事はやる能力がなく、仮にさせようとしても他の人に丸投げもしくはすがり付くだけで自分でやるわけではない
・自尊心だけは高く、自分は仕事を人一倍やってきたと自負する。
・自慢話や、上からの発言が多く、無駄に時間を通常時も会議時もとる。
仕事をこの人に対し振る立場ではないが、仕事をこの方たちから振られると、さすがに自分でやれよと思う。ただ、まともに行うと次も丸投げしてくる。極力近づかないのが吉。
こういう人たちに限って70歳まで会社に来ようとする。今すぐに消えてほしい。
さかいふうたさんの働かないおじさんについて書かれたtwitter記事
別のタイプの働かないおじさんとまで年齢は言えないが、自分のスキルになる業務や明確に手柄として主張できる業務はやるが、それ以外の業務は徹底的にやらない若手ーミドル層が結構いる。これについては上司に問題として挙げたことがあるが、何が悪いの?と言われ、その際強烈にモチベーション落ちたが、それを問題としてとらえて言語化していた。
この状態で教育とか組織改善とか言われたり、何か日常的な問題があってもだれもやろうとしない。やるとすれば明確に簡単に自分の手柄とできるか、下への丸投げだけで、それを見た下まで腐り果てていき、ほぼ限界で保っている(保てていない)状況になっている。
これを悪化させる要素として、同じくさかいふうたさんが書かれていたが、何も変えようとしない、決断しない上司がはびこっていると組織が腐るようなことも書かれていたが、ほぼそういう上司しかいないため、爆発四散しかねない状態である。そのため、新人を育てる環境がないからなのか中途採用に舵を切っているが、この人材の奪い合いが今はかろうじてうまくいっているが、今後は穴の開いたバケツに水を注いでいるだけなので、穴が大きくなるか注ぐ水が尽きれば、崩壊するだけである。
これを何とかしていかないといけない立ち位置はとてつもなくつらい。
フリーライダーとは
さかいふうたさんの記事で時折フリーライダーという言葉が出てくるが、さかいふうたさんの造語かと思ったが、2010年くらいに発行のフリーライダーというタイトルの本があり、そのころにはすでにこの問題に光を当てていた人がいる。レビュー読んでいると経済雑誌で連載されていたものをまとめたものが本書のようだ
上で私の言う普通に働かないおじさんタイプから、向上心を失った若者まで幅広く描かれていた。種類による害悪さも書かれていたが、うちの周りにいるタイプは新しいタイプも多いしその複合タイプも多いが、大体はそれに当てはまった。解決策は書いていなかったようにみえるが、上司に相談しても何が問題なのかと言われるよりは、問題として書籍となっているレベルであるということが再認識できたことがよかった。
スタンダードなタイプ 2人
成果横取り型 4人
向上心ないタイプ 4人
ネガティブ自尊心高い人 1人
腰かけ型 2人
と私の周りの環境が終わっていることがわかる。
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